まちづくりプロジェクト⑩ 姫路城大天守 保存修理プロジェクトを整理・分析する
ホームルーム(HR)
Gakken高等学院では、週に1回のホームルーム(HR)を実施しています。行事の連絡や一般教養、時事問題についての話し合いなど、テーマは多岐にわたります。普段はそれぞれの学習に取り組んでいる生徒たちも、ホームルームでは交流の場として一緒に活動を行います。
まちづくりプロジェクト第10回。今回は、これまで昭和と平成で2回行われた姫路城大天守の保存修理プロジェクトの比較と分析を行いました。
昭和と平成で行われた保存修理の準備過程・使用素材・修理にかかった時間など、2つの保存修理の共通点と相違点について各々で考え、グループで共有しながら話し合いました。
生徒A「昭和は全体で30年だけど平成は5年で全ての行程が終わってるところの違いで、科学や工業の技術が発展していると思った!」
生徒B「使っている素材とか変わった部分も多いけれど、模型を作成してから修理をしていたり、昭和から平成の修理に大事に受け継がれているものも多い気がする🤔💭」
2つの時代の保存修理を比べてみて、昭和の時代からよく考えられていたからこそ平成の時代の修理に引き継がれた伝統があることが分かりました。一方で、様々な技術の発展によって新たに取り入れられた手法もあることを学びました。
次回は、PDCAサイクルに当てはめてプロジェクトの実践で大切なことについて考えていきます。