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歴史裁判プロジェクト⑤

歴史裁判は、生徒から「模擬裁判をしてみたい!」とのリクエストがあり発足した、明石キャンパスと加古川キャンパス合同で行うプロジェクトです。
生徒からのリクエストに、歴史の捉え方を学ぶことと、多面的に物事を捉える力を養うという目的を取り入れて、歴史上の人物を題材にして模擬裁判を行うことになりました。

いよいよ本番になりました!
「島原の乱はキリスト教反乱なのか」について、これまで調べてきた4つのポイントに沿って、それぞれ調べてきたことを発表しました。

【4つのポイント】
①島原の乱はなぜ起こったのか
②島原の乱の後、追加された制度は?
③藩に任せず、なぜ幕府が指揮したのか?
④なぜ天草四郎は反乱のリーダーに?

生徒A「ポイント①を調べて、反乱の主な要因は藩主の圧政に苦しむ農民が一揆を起こそうとしていた部分と、キリスト教弾圧に反発するキリスト教が合わさって反旗を翻したということが分かりました。このことから一概にキリスト教反乱とは言えないと考えます。」

生徒B「ポイント②を調べて、島原の乱の鎮圧後、鎖国が完成しました。これはキリスト教の布教が国内で拡大することを防ぐためだったと考えられます。島原の乱がキリスト教の反乱であると言えます。」

各グループが、それぞれのポイントを調べて分かった情報と、その情報によって考えられることを主張しました。

※生徒作成スライド

それぞれがしっかりと情報を調べられていて、スライドを作ってくれたグループもあり、意欲的に準備に取り組んで、グループ内で協力しながら作業をして発表まで行うことができました

現在の学術的な見解としては「島原の乱は武士や農民が中心となって起きたものであり、農民は参加した主な要因は重税に苦しんでいたから。よって島原の乱は農民一揆に分類される」という解説もされました。

歴史裁判プロジェクトを通して、生徒たちは協力して資料を集め、情報をもとに対話する経験を得ることができました!

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