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【オーストラリア海外語学研修】オーストラリアキャンパスのリーダー活動とは?

日本でも委員会活動がありリーダーがいるように、オーストラリアキャンパス中期プログラムにも様々な活動があり、それぞれリーダーがいます。オーストラリアキャンパスのリーダー活動は次のようなものがあります。

各リーダーの選出方法は、スクールキャプテンのみ現在のキャプテンが継続する生徒の中から後を託す意味を込めて最低1名を決定します。キッチンリーダーとイベントリーダーは5、6名を自薦で選びます。リーダーは毎週ミーティングを持ち、生徒全員のキャンパスライフが快適にできるよう工夫をしていきます。

目次

各リーダーの役割

スクールキャプテン

スクールキャプテンはまさに生徒代表、日本でいうところの生徒会長です。“スクール・キャプテン”という呼び名はオーストラリアの生徒会長の呼び方に合わせました。朝礼、終礼の号令掛けに始まり、日々、生徒たちの状況の把握に努めています。毎週1回、定例ミーティングが行われ、そこでは気になる生徒の報告から始まり、キャンパスの環境改善などを話し合っています。毎日他の生徒たちのことを考えることで自然に他の生徒たちからの信頼も厚くなり、それがまたキャプテンとして模範的な態度を示さなければという循環が生まれてきます。まさに「地位が人を作り」ます。

【荒井さん:東京キャンパス】3ヶ月間、良くも悪くも人の噂話が気になる事が多かったです。友人間やホストファミリーとのトラブル、他国の生徒との距離感など色んな愚痴を友達から耳にしました。最初は全て先生に報告するべきか悩みましたが、自分達で解決することも成長に繋がると思ってからは少し楽になりました。スクールリーダーをやって良かったなと思いました。

【林さん: 福岡キャンパス】初めは、みんなをサポートしていけるか少し不安もありました。でも困ったときは周りのみんなが助けてくれました。期間中、大きな問題もなく、逆に心配になるくらいでした。キャプテンとして英語を話さない人がいたら、自分から英語で話しかけることを心がけていました。お互いが切磋琢磨し合えたことで、みんながやるべきことを最後まで責任をもってやり遂げる力が身についたと感じています。

卒業生代表として修了式で他国留学生代表とケーキカットを行った様子

キッチンリーダー

キッチンリーダーの仕事は「掃除」に尽きます。毎日きれいにしても誰かが汚す。それを見ればキッチンリーダーの誰もが腹立たしく思うでしょう。それでも、汚していく人を無くすためにはどうすればよいかをみんなで考えていきます。生徒は2人1組で毎日放課後に、キッチンの掃除、冷蔵庫の整理を行います。生徒目線でこういうものがあると生徒たちは美化を心がけてくれるのではないかなどの話し合いもします。先日は除菌ウェットティッシュを机に配置することで、机をすぐに拭いてくれるのではないかという意見が出て、さっそく試験的においてみました。また冷蔵庫の整理では扉側に”Help Yourself”のコーナーを設け、ホストファミリーから提供されたフルーツやスナック菓子を置いておくことで、自分が食べきれなかったものを他の人が自由に食べることができるようになり、廃棄を減らすことにも貢献しています。

【鳥澤さん: 横浜キャンパス】While I am doing it, I thought we have to use public space cleanly once again. 結局いつもゴミを残していく人たちの癖は治らなかった。悔しかった。

【井上さん: 専修 名古屋校】今回の留学でキッチンリーダーをやってみて、とても大変だったと感じました。様々な国から人が来るオーストラリアキャンパスでは、キッチンや机の使い方も文化によって違います。日本では当たり前のことも、中国やベトナムでは違ったりもします。そこで、お互いが気持ちよく使えるためにどう伝えればいいのか、そこが一番難しかったと感じました。

【岩田さん: 東京キャンパス】私はキッチンリーダーをやって分担の大切さを学びました。曜日ごとに2人ずつで分担していたのですが私が机を掃除している間にペアの生徒がキッチンを綺麗に掃除してくれていたり協力する事の大切さが身に染みました。同時にキッチンを綺麗にすることでランチの時間に美味しそうにご飯を食べてるみんなを見ると役に立ててることを光栄に思いました。

【常森さん: 広島キャンパス】今回のキッチンリーダーの仕事を通して感じたことは、キッチンの正しい使い方です。キッチンにはラーメンのゴミなどが散乱したり、正しく使えない生徒がたくさいました。そこで注意したりすることによって、自分自身も正しいキッチンの使い方を学べました。

全留学生が使用できる生徒用のキッチン: キッチンリーダーがきれいに掃除しています

イベントリーダー

イベントリーダーの仕事は、「みんなの日常をイベントで活性化させること」にあります。この中でイベントリーダーのメインの仕事の1つに募金活動があります。オーストラリアキャンパスでは2003年からWorld Vision Australiaを通じてスポンサーチャイルド(以下SC)に募金を送り続けています。最初のSCはジンバブエの女の子でした。15年にわたり毎月募金を送り続け、彼女は看護師の専門学校に行くまで成長しました。もう自活できるということで、現在は2人目のSCとしてルワンダのSamuel君を受け入れています。イベントリーダーは生徒が喜ぶようなものを作ってそれを販売し、募金を集めます。今学期第1回は「おむすび」を、2回目には「白玉団子」を作って販売しました。販売の2週間前くらいから、生徒が自作したポスターがキャンパスに貼られ、そして全体集会などで告知をして、生徒たちの期待感を高めていきます。販売当日は早朝にキャンパスに集合し、販売する商品の仕込みをします。そしてランチタイムが始まるとすぐ販売開始、クラーク生だけでなく、多くの外国人学生も商品を買ってくれます。そうして集めたお金をWorld Visionに送ります。この活動は「三方よし」の考え方がはぐくまれる貴重な体験として生徒にも大きな印象が残るものだと思います。

【加島さん: 横浜キャンパス】私は初めて自らこのような活動に参加したのでとても楽しく臨むことができました。私たちのしたことが子供たちの力になるということはとてもうれしい気持ちでいっぱいになります。とてもいい経験をすることができました。

【平田さん: 横浜キャンパス】イベントリーダーを通して、ボランティアの楽しさと難しさを知ることが出来ました。みんなで協力して楽しく活動したことが、誰かの役に立てることができるのはとても嬉しいです。上手くいかないこともありましたが、この経験をこれから活かしていきたいと思います。

【池田さん: 横浜青葉キャンパス】私達は、白玉とおにぎりを売りました。そこで感じたのは、どうしたら皆が買ってくれるかを考えることはとても難しいということです。しかし、なにかを売るという貴重な経験ができてとても楽しかったです。


まとめ

リーダー活動は中期・長期留学生のみ行うことのできる活動です。
リーダー活動に参加できなくても毎日使う学生用キッチンをきれいに使用したり、イベントリーダーが販売する物を購入し募金活動に貢献することができます。

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