授業について
このプロジェクト型学習は、全10回にわたる探究学習であり、生徒たちは課題の発見、情報の収集・分析、プレゼンテーション、ふり返りという一連のプロセスを学び、実践的に幅広い知識と経験を積むものです。
今回の授業の課題は、「日本において、2050年にカーボンニュートラルを達成する最適な電源構成(発電方法)を考える」と「見出した最適な電源構成(発電方法)に関し、日本国民に説明する際に説得力のある理由を考える」でした。
この課題を考えるにあたって、実際に九州電力の社員の方にクラーク高校に来ていただき、地球温暖化の現状や日本の電気事業における地球温暖化対策について講義を受けました。その情報に基づいて、生徒たちは日本のエネルギー政策の基本である「S+3E」の観点を踏まえて、チームで議論。最終的には、自分たちの考えをオンライン上で他キャンパスに在籍する生徒と九州電力の社員の方に向け、プレゼンテーションを行いました。
S+3Eとは
現在の日本のエネルギー政策の基本
‣ 安定供給 (資源は安定的に確保できるか等)
‣ 経済効率性(経済負担は国民の納得を得られる水準か等)
‣ 環境適合 (地球環境への負荷はどうか等)
‣ 安全性 (取扱いに危険性はないか等)
企業連携授業を「SMART広報部」がレポートしました!
SMART Studyコースで実施している「学び」について、「もっとたくさんの方に知ってもらいたい!」という思いで発足した「SMART広報部」。
今回は、3拠点(熊本キャンパス、鹿児島キャンパス、CLARK SMART福岡)の生徒が参加した九州電力との連携授業について、「SMART広報部」がレポートします!
SMART広報部レポート
今回の授業課題
地球温暖化やエネルギーの環境問題に対する、課題解決策を提案せよ!
全国各地のSMART Studyコースでは、様々な企業と連携した授業があります。
その中で、CLARK SMART福岡では、今年の5月から8月にかけて九州電力(株)と連携したプロジェクト型授業を実施しました。そこで、このプロジェクト型学習に参加した生徒に、私たち「SMART広報部」がインタビューを行いました!
インタビューを行った「SMART広報部」部員の紹介
CLARK SMART東京 SMART Studyコース(2年)白井さん
SMART広報部員としての意気込み
私はCLARK SMARTで、全国で繋がれる・自分のペースで通えるという特徴を活かしてさまざまな活動に励んでいます。SMARTを一言で表すなら、「自分の好きを見つけられる場所」です。「SMART 広報部」では、今までの自分の経験を活かして読者の皆さまの需要に沿った活動ができるよう尽力します!
将来の夢
美術を通して人の感性を知ること
CLAR K SMART横浜、SMART Studyコース(1年)佐賀さん
SMART広報部員としての意気込み
積極的に委員会や部活動に参加していたところ、「SMART広報部」からお声がけをいただきました。まだまだ有り余った熱意をより形にしたいと思います。高校の進路に悩んでいる中学生の方やその保護者様に、希望に溢れた選択肢を提供できればと、活動を進めています!
将来の夢
外国にルーツを持つ子供の日本語教師
CLARK SMART福岡の高山さんに「オンラインインタビュー」を行いました!
取材を終えて
インタビューのあとには、共通の趣味や進路の相談などの話が盛り上がりました。学年も住む地域もばらばらですが、高山さんはインタビュアーの悩みについて親身になってアドバイスをしてくれました。同じ学校の生徒という繋がりがなによりも大切に感じた時間でした。 お互いの夢や進路を心から応援できる関係は多くないですが、 インタビュ ーの短い時間でお互いの今後を勇気づけ合える関係になったことに感動しました。 インタビュアーとしての成長はもちろんですが、 個人としての意欲や将来の期待が膨らんだ時間でした。 (
白井&佐賀)生徒への成果と影響
プロジェクトに参加した生徒22名に対する事後調査では、プログラム満足度が89.5%と高く評価され、この授業が将来に役立つと感じた生徒の割合は63.2%という評価を得ることができました。
調査:2023年7月6日クラーク内調べ