2024年度「クラーク宇宙の日」を開催しました
クラーク国際の生徒が主体となって開発した人工衛星「Clark sat-1(愛称:AMBITIOUS)」が、2023年11月10日に宇宙へ打ち上げられたことを記念し、2024年11月11日(月)に特別イベント「クラーク宇宙の日」を開催いたしました。
「未来を担う私たちが考える ~これからの宇宙と地球~」
全国のクラーク国際の各拠点と連携し、宇宙に対する理解を深め、地球や宇宙における課題に取り組む意識を高めるために開催。生徒の主体性を育むことを目的とし、専門家の講演やディスカッションを通じて、未来に向けた知見や洞察を深める機会です。本イベントはYouTube Liveで配信し全国のクラーク国際のキャンパスが視聴しました。
<イベント内容>
宇宙探究部®️活動報告
2021年に発足した宇宙探究部®️は、全国のクラーク国際の生徒から約50名が参加する部活動で、宇宙や科学技術に関心のある生徒たちが集い、宇宙に関連する様々な探究活動を行っています。「Clark sat-1(愛称:AMBITIOUS)」の開発・打ち上げの軌跡などを紹介した後、宇宙探究部®️の活動報告内容を発表しました。
宇宙探究部®️の活動報告
①衛星設計コンテストプロジェクト報告/笠間誠一郎さんより発表。
②宇宙で育てる生野菜/内藤ちはるさんより発表。
③宇宙ショート動画作成プロジェクト/3作品を紹介、特別顧問の黒田有彩さんによるコメントをいただきました。
朝日新聞社 東山正宣氏による基調講演
朝日新聞デジタル企画報道部 次長の東山正宣氏を招き、「宇宙開発と研究の最前線 日本人の月探査から流れ星観測まで」というテーマで宇宙メディアの視点から見た宇宙開発の意義や影響力、情報発信の重要性についての講演を行なっていただきました。
未来の宇宙ビジョンとその社会的影響について、生徒たちの新たな視野を広げていただきました。
東山正宣氏プロフィール
朝日新聞デジタル企画報道部データジャーナリズム担当デスク
1975年香川県出身。名古屋大学理学部卒、素粒子宇宙物理学専攻修了。2001年に入社し、水戸と新潟で警察や県庁を担当。科学医療部で若田光一飛行士や野口聡一飛行士、小惑星探査機「はやぶさ」、iPS細胞のノーベル賞受賞、原子力規制庁などを取材。
主宰している長野県の東京大学木曽観測所と、ハワイ島の国立天文台すばる望遠鏡内に設置された4Kカメラからの贅沢な星空ライブ中継を見ることができるYouTubeチャンネル「Asahi Astro LIVE 朝日新聞宇宙部」が今年4月に10万人を達成。講談社から書籍も出版されました。
トークセッション
東山正宣氏と黒田有彩氏(宇宙探究部®️特別顧問)と、在学中宇宙探究部メンバーとして活動していた2023年度卒の吉田岳史さん、東京キャンパス3年の安田莉緒菜さんが参加し「これからの宇宙と地球」をテーマに意見を交わしました。各視点からの意見交換を通じて、宇宙や地球に対する理解を深め、生徒たちの未来への想像力や行動への意欲を高めます。
新プロジェクト発表「星空ライブカメラProject」
朝日新聞宇宙部×クラーク国際 宇宙探究部®️のコラボ企画が始動します。全国のクラーク拠点(主要拠点のみ)に設置するカメラで星空をライブ配信する新プロジェクトです。地域ごとの天体観測を可能にし、宇宙と自然への関心を深めるとともに、地域間での学びの連携を図ります。地域ごとの異なる星空の観測や共有により、科学的な視点と地域性の融合による新たな学びの形を提案。将来的には海外にもカメラを設置し、世界規模での天体観測を目指します。
今後のスケジュール
実施月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2〜3月 | 3月 |
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準備・計画段階 | 設置箇所の決定 | 設置物の準備 | カメラの作動テスト | 設置スケジュールの確定 | YouTubeにて配信開始 |
実行段階 | カメラの備品理解 | 設置物組み立て | 設置場所と 管理方法の確定 | 設置実行 |
クラーク国際の宇宙探究部®️は、これからも挑戦を続けます。引き続き応援をよろしくお願いします!
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