クラーク生とハワイの高校生が絆を深める「第2回 北海道スノーキャンプ」。
1月19日から24日まで、札幌で「第2回 北海道スノーキャンプ」が実施されました。このプログラムは、クラーク国際とハワイ日米協会(JASH)の共催によるもので、日本とハワイの高校生が友好関係を築くことを目的としています。
6日間にわたるこのプログラムでは、北海道ならではの大自然や文化に触れながら、札幌市内の観光地巡りやスノーボード体験を通じて交流を深めました。友情を育むだけでなく、「第二回 日米・高校生環境サミット」を通じて環境問題や異文化理解に関する知識を深め、グローバルな視点を持つ未来のリーダーとして成長することを目指しています。
【企画背景】
クラーク国際は、オーストラリアやニュージーランド、ハワイを中心に独自の海外留学プログラムを展開し、国際交流を積極的に推進しています。
また本校創立の地である北海道は、2017年にハワイ州と友好提携を締結しました。両地域は豊かな自然環境や文化的背景を共有しており、その共通点を活かして、ハワイの高校生を北海道に招待し、環境問題について議論する場として「北海道スノーキャンプ」を開催しています。
Schedule
1月19日 ハワイの高校生が日本に到着
ハワイの高校生が札幌に到着しました。ホテルに到着した彼らは、初めて目にする北海道の雪景色に感動しながら、寒さを楽しむ姿が見られました。
1月20日 札幌市内観光ツアー
クラーク国際の生徒がホストとなり、ハワイの高校生を札幌市内へ案内しました。中央卸売市場では新鮮な北海道の海の幸を味わい、北海道神宮や大通公園では日本の文化や歴史に触れる貴重な体験ができました。また、アイヌ文化ワークショップにも参加し、北海道ならではの伝統文化を学びました。異文化交流が深まるだけでなく、生徒同士のコミュニケーションも深まりました。
1月21日 第二回 日米・高校生環境サミット
ライフォート札幌で「第2回 高校生環境サミット」に参加し、海洋環境問題をテーマに英語で議論を実施。未来に向けた具体的なアクションプランを提案しました。このイベントにはクラーク国際、北海道内の公私立高校、そして米国ハワイ州の高校から30名の生徒が参加しました。
1月22日、23日 サッポロテイネスキー場でのスノーボード体験
サッポロテイネスキー場でスノーボードを楽しみました。初めて雪に触れたハワイ州の生徒たちは、クラーク生と共に練習を重ね、徐々に滑れるようになり、互いに楽しいひと時を共有しながら絆を深めました。
1月24日 プログラム振り返りと送迎セレモニー
最終日には6日間の活動を振り返り、互いに学んだことや感じたことを共有しました。新千歳空港では、再会を約束しながら別れを惜しむ生徒たちの姿が見られ、涙を浮かべながらも笑顔でハワイへと帰路につきました。