全国の星空をつなぐ「星空ライブカメラプロジェクト」第1号設置!

「星空ライブカメラプロジェクト」
クラーク国際の宇宙探究部®️が、新たな挑戦として「星空ライブカメラプロジェクト」をスタートさせました。3月14日(金)ついに、第1号となるライブカメラが深川キャンパスに設置され、運用を開始しました!
このプロジェクトは、全国のクラーク拠点にライブカメラを設置し、各地の星空をリアルタイムで配信する試みです。地域ごとの天体観測を可能にし、宇宙や自然への関心を深めるとともに、異なる地域の生徒同士が星空を通じて学びを共有できる環境を目指しています。さらに、海外にもライブカメラを設置し、世界規模での天体観測ネットワークを構築する計画です。
このプロジェクトは、昨年打ち上げられたクラーク国際の人工衛星「Clark sat-1 (愛称:AMBITIOUS)に続く、宇宙教育プロジェクトの一環として進められています。生徒が主体的に企画・運営し、宇宙視点で課題解決を考える力を養うことを目的としています。


第1号のライブカメラが設置された深川キャンパスの星空を、全国のクラーク生徒や保護者がオンラインで楽しめるようになりました。深川に訪れたことのない生徒も、北の大地に広がる満天の星を体験することができます。
ぜひ、下記よりご覧ください!
深川の星空を全国の生徒たちへ
ぜひ、ご覧ください。
今回の設置は、宇宙探究部®️の札幌白石キャンパスの菊池さん(2年)、釧路キャンパスの中村さん(2年)、そしてライブカメラ設置キャンパスとなった深川キャンパスの石崎さん(2年)が中心となって実施しました。
生徒自身が設置に関わることで、機材の扱いから運用までを学び、プロジェクトの意義をより深く理解する機会となりました。
今後も各地にライブカメラの設置を進め、宇宙と地域をつなぐ新しい学びを展開していきます。


ライブカメラ第1号を設置した生徒のコメント
札幌白石キャンパス 菊池さん(2年)
設置に至るまで多くのことを考え、ワクワクする気持ちと同時に大きな責任も感じました。途中で少しトラブルもありましたが、無事に設置することができてよかったです。今後は、社会的に意義のあるものとして、クラークの生徒だけでなく、多くの人に見てもらえるようにしたいです。
釧路キャンパス 中村さん(2年)
生徒主体でミーティングを重ね、機材選定も自分たちで行いながら、ここまで進めてきました。無事に設置が完了し、まずはひと安心です。これから配信が始まり、美しい星空をお届けできるので、ぜひご覧ください!
深川キャンパス 石崎さん(2年)
自分の通うキャンパスに第1号が設置されたことをとても嬉しく思います。「星空ライブカメラプロジェクト」の第1号にふさわしいものとなるよう、しっかりと運営・管理していきます。

人工衛星「Clark sat-1」について
人工衛星「Clark sat-1 (愛称:AMBITIOUS)」は、10cm角・重さ約1.3kgの1Uサイズの超小型衛星です。2021年10月に開発が開始され、官辺申請やJAXAによる審査を経て、2023年3月に完成。同年11月10日には宇宙に打ち上げられ、12月18日に国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」より放出されました。
宇宙探究部®️について
2021年に発足した宇宙探究部®️は、全国のクラーク国際の生徒名が参加する部活動で、宇宙や科学技術に関心のある生徒たちが集い、宇宙に関連する様々な探究活動を行っています。
人工衛星「Clark sat-1 (愛称:AMBITIOUS)」が打ち上げられた日を記念して開催された「クラーク宇宙の日」
