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【告知】国際会議 WCCEで外国人向けのオリジナル地図を紹介します!(広島キャンパス)

目次

海外人向けの地図作りを通して学ぶこと

G7サミットを2023年に控える、広島。クラーク国際の広島キャンパスでは、海外の人たち向けの地図作りを通して学びを得るキャリア学習を行っています。

クラーク国際のキャリア学習では、多様な現代社会を生き抜くためのスキルを身につけるために、「答えのない問い」にチームで協働して解決していく授業を展開しています。

これらの学びを通じて身につくのは、「やりぬく力」や「協働する力」といった、主体的に自立して学ぶために必要となる力です。クラーク国際では、こうした「社会に通用する力」と「確かな学力」の両方を伸ばし、未来を自ら切り拓くことをできる力を育みます。

今年度のキャリア学習では、8月21日(日)~8月24日(水)に広島で開催される国際会議WCCEに合わせて、広島の「まち」マップ制作を広島大学の匹田先生と協働して「WCCEに参加する海外人向けのマップ制作プロジェクト」として実施しました。

広島大学 匹田先生との協働学習の取り組みについて

広島大学の匹田先生と現役大学生、クラーク国際 広島キャンパスの総合進学コースの生徒たちでプロジェクトを実施しています。この取り組みは、匹田先生の「自分たちが住む広島の魅力ってどんなものがあるか?」という問いからスタートしました。自分たちの学校がある「まち」に、どのような魅力があるのかを改めてリサーチを行いました。

次に「その魅力や誰もが見て伝わりやすいマップってどんなものか?」の問いかけに対して、生徒たちは利用者に伝わりやすいマップを制作するために試行錯誤しました。常に「見る側」の目線を心がけて「まち」を自分の足で探索、フィールドワークを行いました。

地図制作の目的は、「多様性に配慮している店」を外国人の方々に伝えることです。そのため「ヴィーガン食を提供しているのか」「車いすに対応しているのか」「英語に対応しているのか」を中心にリサーチを行いました。生徒はフィールドワークを通して、生徒たちは普段とは違う視点でまちを見つめ、人に情報を正確に伝える方法を模索しました。

最後に、それぞれのグループが出したフィールドワークの結果を1つの地図に集約しました。その生徒たちのオリジナル地図が、国際会議WCCEで発表されます。

マップ作りの学習目的について

国際会議WCCEに訪れる多くの外国人研究者の方々に向けて、広島の魅力を感じてもらうために「ガイドマップ」を制作することが今回のプロジェクトです。通常のマップの機能とともに、

[ヴェジタリアン] [ヴィーガン] [車イス利用者]

などの多様な背景を持つ方々と広島のまちを歩く際に、安心できるための情報をまとめ、表現することが目的です。

6つのスキルを育成する「キャリア学習」

クラーク国際のキャリア学習Ⅰの授業では、「主体性」「多様性」「協働性」「思考力」「判断力」「表現力」の6つのスキルの育成に取り組むため知識を身につけます。
キャリア学習Ⅱでは6つのスキルを活用して、社会課題に向きあう問題解決型学習で「未来を生き抜く力」を身につけます。

成果発表の場となる国際会議WCCEとは

WCCE(World Conference on Computers in Education)とは、情報教育および教育へのデジタル技術利用に関する代表的な国際会議のことです。この国際的な会議が8月21日~8月24日に広島の国際会議場で実施されます。その会議場で特別ブースを設置、生徒自身が会議に参加する外国の方にプレゼンテーションを行います。

お知らせ

広島キャンパスの活動の様子が、7月26日のTSSの番組「ライク!」の特集として取材されました。

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