日米混合で未来の地球環境について考える「高校生環境サミット2024」
日米の高校生による「高校生環境サミット2024」を、2024年1月16日(火)に開催します。
ハワイ州の高校から10名、北海道内の公・私立高校から10 名、クラーク国際から10名の合計30名が、今ある地球環境を未来に伝えるためにできることを英語で議論します。最後に全員で1つの提言をまとめ、参加者それぞれが未来の行動へと繋げることを目標とします。
4つの目的
1. 国際交流の促進
異なる文化や言語に触れ、視野を広げる
2. 自然と共生することへの理解
自然との共生の大切さを学び、環境への意識を高める
3. 環境問題への学び
環境問題に関する知識を深め、課題を解決する力を養う
4. 未来への貢献
未来に起こりうる課題に対し、自ら行動する力を養う
運営について
【主催校】学校法人創志学園クラーク記念国際高等学校 / 専修学校クラーク高等学院札幌大通校
【参加校】北海道旭川北高等学校、北海道札幌南高等学校、北海道千歳高等学校、北星学園女子中学高等学校、市立札幌開成中等教育学校、クラーク記念国際高等学校
【共催】ハワイ日米協会 Japan-America Society of Hawaii
【後援】北海道、北海道教育委員会、(株)北海道新聞社、米国領事館、ハワイアン航空、ハワイ北海道人会、ハワイ州観光局、(公財)こども教育支援財団
「高校生環境サミット2024」詳細
高校生環境サミット2024/HIGH SCHOOL ENVIRONMENTAL SUMMIT Japan and Hawaii 2024
日時:2024年1月16日(火) 9:00〜17:00
場所:札幌ガーデンパレス 白鳥の間(北海道札幌市中央区北1条西6丁目3-1)
10:00〜10:30 | 自然を大切にする暮らしについて | 【グループワークショップ】
10:40〜11:10 | 講演①「アイヌの人々の自然を大切にする暮らしについて」 |
11:10〜11:45 | グループワークショップ「自然を大切にする暮らしについて」 |
12:35〜13:15 | 講演②「気候変動と地球環境について」 |
13:15〜15:15 | 環境サミット(6人×5チーム) |
15:25〜16:00 | プレゼンテーション(各チームから提言) |
16:00〜16:45 | リフレクション(各チームで提言の修正) |
16:45〜17:00 | 閉会式 |
講演①:「アイヌの人々の自然を大切にする暮らしについて」
北海道大学国際広報メディア・観光学院/アイヌ共生推進本部准教授・岡田真弓氏
講演②:「気候変動と地球環境について」
北海道大学大学院地球環境科学研究員教授・山中康裕氏
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「高校生環境サミット2024」開催するまでの道のり
なぜハワイの高校生を北海道に?
クラーク国際の創立者・大橋博(現・学校法人創志学園総長)は「環太平洋大学構想」を掲げ、ニュージーランドに大学を開学。長年、環太平洋圏の国々における教育の国際化に尽力してきました。そのような大橋の想いにならい、クラーク国際では環太平洋地域との交流が盛んに行われ、オーストラリア、ニュージーランド、そしてハワイでの独自の海外留学プログラムを備えています。そのような中「ハワイの高校生をクラーク国際創立の地、北海道に招待したい」という想いを数年来、温めてきました。
北海道は、ハワイ州と2017年に友好提携を結んでおり、互いに豊かな自然環境と、自然に根ざした生活文化を有し、観光地として世界的に人気が高いという共通点があります。「高校生環境サミット2024」は日米の高校生たちが直接会話し、交流することで、お互いの歴史背景や風土、文化に関心を深め、将来にわたる友好関係を築くことを狙いの1つとしています。
ハワイと北海道で「ボード×ボード作戦」!
この「高校生環境サミット2024」は、クラーク国際の生徒とハワイ州の高校生が交流する「北海道スノーキャンプ(1月14日(日)から19日(金)の6日間)」の一環です。
「高校生環境サミット2024」の前日は、専修学校クラーク高等学院札幌大通校の地元生がホストとなり、札幌の名所(さっぽろ羊ヶ丘展望台、札幌市円山動物園、大通公園、狸小路商店街など)を案内します。「高校生環境サミット2024」の翌日から2日間は、サッポロテイネスキー場でスノーボードを体験します。ハワイといえばサーフィン、北海道といえばスノーボードということで、当初から「ボード×ボード作戦」と名付け、この「北海道スノーキャンプ」を企画してきました。雪を見るのが初めてのハワイの高校生がほとんどの中、北海道の美しいパウダースノーと触れ合う数日間は貴重な体験となるでしょう。
「高校生環境サミット2024」見どころ
クラーク国際の特徴ある授業プログラムのもと、日頃から、英語力に磨きをかけ、SDGsの活動など、主体的な学習に取り組んできたクラーク国際の生徒10名が全国にある拠点(北海道・横浜・名古屋・大阪・神戸・福岡)から集まります。ハワイ州からは、100名以上の参加応募の中から、書類選考や面接を重ねて選ばれた10名が来日。さらに北海道の公私立高校の10名も加わります。テーマは「環境と教育」「環境と食料問題」「環境と観光」「環境とメディア」。5つの日米混合チームに分かれて、それぞれ4つのテーマの中から1つを選択して課題を洗い出し、チームごとに提言を練り上げます。共通言語は英語です。最後は30名全員で1つの提言にまとめ、それぞれの国で未来に繋がる行動へと活かします。
当日は、北海道大学から2名の研究者を招き、「アイヌの人たちの生活文化」や「気候変動」に関する英語での講演を予定しています。自然に即した生き方をアイヌ文化から探り、今起きている気候変動と将来の予測について学ぶことで、環境問題への知識を深め、議論に活かします。
協賛の企業・団体様について
ホクレン農業協同組合連合会
ホクレンは、全国の消費者に北海道産農畜産物を供給する「販売事業」と、生産者の営農活動を支える「購買事業」「営農支援」を行っており、「つくる人を幸せに、食べる人を笑顔に」の実現を目指し活動しています。
北空知信用金庫
北空知信用金庫は北空知を代表する地域金融機関です。「もっと笑顔を、もっと感動を」をスローガンに、最も信頼されるパートナーとして地域の皆様と共に歩み、共に考え行動し、地域経済の発展に貢献してまいります。
(株)クワザワ工業
株式会社クワザワ工業は、クワザワグループの「私たちは、安全で快適な生活空間を創造し、豊かな社会の実現に貢献します。」との企業理念に基づき、建設工事業者として SDGs達成に貢献したいと考えています。
北海道コカ・コーラボトリング(株)
当社は「北の大地とともに」をスローガンに、北海道を事業エリアとしてコカ・コーラ社製品を製造・販売する「どさんこ企業」です。北海道の大切な資源を次世代へと繋ぐため、水資源保護活動やPETボトルの水平リサイクルなどの活動に取り組んでおります。
▼北海道の水辺の環境を守る団体を支援する活動「北海道e-水プロジェクト」について
雪印メグミルク(株)
【サステナビリティ活動】
「健土健民」を目指した創業者たちの精神を受け継ぎ、「消費者重視経営の実践」「酪農生産への貢献」「乳にこだわる」の3つの使命を果たしミルクの新しい価値を創造することにより、社会に貢献する企業であり続けます。
(株)セイコーフレッシュフーズ
【サステナビリティ活動】
株式会社セイコーフレッシュフーズは、商品調達から配送、販売までの流通の新しい形を創造する Secoma グループの総合食品卸です。
【取材に関するお問い合わせ】
クラーク記念国際高等学校 教務進路部(担当:田中・道満)
TEL:078-262-0839
FAX:078-262-0863
e-mail:m.morinaga @clark.ed.jp