【訃報】クラーク記念国際高等学校 校歌 作詞・作曲者 高石ともや先生が逝去されました
クラーク記念国際高等学校の校歌を作詞・作曲くださった高石ともや先生が入院療養中の病院で8月17日(土)に逝去されました。先生の生前のクラーク国際への多大なる貢献に感謝申し上げ、心から哀悼の意を表します。 高石先生は北海道出身、1966年「かごの鳥ブルース」でデビュー後、受験生ブルースなど数々の話題曲を発表し、「関西フォーク」の旗手として若者に支持されていました。また、マラソンランナーとしても活躍、国内外のマラソン、トライアスロンの大会にも数多く挑戦されていました。
クラーク記念国際高等学校 校歌
作詞・曲 高石ともや
窓ひらけば 花ながれ
春の時代の 輝き
ここで出会って 夢あわせて
新しくなれ 始まりの日に
なくしたものを 数えるより
今ある力 よせ集めて
歩きだす
それが自由 それが自由
私の道
目をあげれば 雲ながれ
若い時代の はやさよ
ここで出会って 心あわせて
ともに歌おう 旅だちの日に
つきぬける 明るさあれば
苦しみこえて 苦しみこえて
優しくなる
それが自由 それが自由
私の道
校歌「はじまりの日に」込めた思い(高石ともや先生)
“クラークの先生も生徒も「完璧な状態」からのスタートではなく、入学時は何かが足りない環境かもしれない。しかし過去を振り返らずに、前に進もうとしている。その情熱を歌おうと思いました。2番の歌詞にある「苦しみこえて、優しくなる」の「こえて」に、その想いを表しました。「耐えて」いるままでは、何も変わりません。自ら動いて、苦しみを「乗りこえた」人だから、優しくなれると思うのです。”
※引用:2018年5月発行「クラーク記念国際高等学校 by AERA」より
2016年夏の甲子園出場での生徒との校歌合唱をうけて
“どんなにたくさんレコードが売れるよりも、一つの歌を通じて、若い生徒さんたちと年をとった僕の心が響き合い、共に輝くのが何よりも嬉しい。”
※引用:2018年5月発行「クラーク記念国際高等学校 by AERA」より
クラーク国際の校歌を大切に歌い続けるとともに、高石ともや先生のご冥福を心よりお祈りいたします。