クラーク記念国際高等学校がシヤチハタ株式会社とマーカー「アートライン」を使用した共同デザインコンテストを開催
デザイン系コースの生徒に向けた企業連携型コンテスト
広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市、校長:吉田洋一、以後クラーク国際)は、シヤチハタ 株式会社(愛知県名古屋市西区、代表取締役社長:舟橋 正剛、以後シヤチハタ)とデザインコンテストを共同開催。全国のクラーク国際の拠点に在籍する、デザイン系コースの生徒が参加。最終選考が、2月27日に行われました。
【概要】
本コンテストは、仙台キャンパス クリエイターコース、東京キャンパス 美術デザインコース、CLARK NEXT Akihabara マンガ・イラストコースを対象に実施。また、クラーク国際と教育連携している専修学校クラーク高等学院 天王寺校 デジタルクリエイターコースも参加しました。
テーマは、「地域の魅力を発信!身近な食、身近な風景」です。シヤチハタが取り扱うマーカー、「アートライン」を使用して制作されたイラストデザインは、2022年10月から選考をスタート。2月27日にZoomでのオンライン最終選考に進みました。
最終選考には、5名4組の生徒が参加。シヤチハタの社員5名による審査のもと、大賞はクラーク国際 東京キャンパス 美術デザインコース 1年の田川さんが描いた「人々の思いが集う故郷」が受賞。生徒たちが描いたイラストデザインに対し、海外アーティストの方からのコメントも届きました。
次年度も、クラーク国際全国の拠点のデザイン系コースによる、企業共同開催のコンテストを実施予定です。
【デザインコンテスト開催への経緯】
クラーク国際とシヤチハタは、2022年10月から「スタンプの新しい価値創造」をテーマに、名古屋キャンパス、岐阜駅前キャンパスに設置された「スマートスタディコース」にて産学共同授業を実施。ペーパーレス時代における、デジタルスタンプの新たな活用法の提案を行っています。また、株式会社ZEXAVERSE(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:上瀧良平)を含めた協業で、最先端技術であるメタバース、NFT等のWEB3.0並びにドローンなどを実学的に学ぶ機会を創出すべく、包括連携協定を締結しています。
シヤチハタとクラーク国際は、教育連携などを通し、生徒たちが社会で活躍できるスキルを身につける環境を創り出しています。
【作品紹介】
■大賞作品
タイトル「人々の思いが集う故郷」
クラーク国際 東京キャンパス 美術デザインコース 1年 田川さん
・田川さんのコメント
夏祭りが開催される、地元の思い入れのある神社を描きました。クラーク国際への入学合格祈願も行った場所です。鉛筆画で下書きした後、線の描写を行いました。コントラストを主張して奥行きを持たせるために、さらに線を加えて立体感を出しました。「アートライン」は、水彩のようにグラデーションを入れやすかったです。細かな場所も塗りやすく、もっと色々な方に使ってもらえる機会があると良いなと思いました。
・シヤチハタ社員の方のコメント
技術力が素晴らしいと思いました。水彩のグラデーションが上手に表現され、「祭り」の活気も感じ取ることができました。
・海外アーティスト、マリア・ピレツカヤさんのコメント
まるで映画の一部を切り出したかのような、リアリティのある作品です。とてもエネルギッシュでありながら、人の表情など非常に細かい点についても配慮しているのが、素晴らしいと思います。タッチなど、作者の方がとても高い技術を持っていることが感じられます。
■入賞作品
クラーク国際 仙台キャンパス クリエイターコース 3年 渡部さん(作品:左上)
クラーク国際 仙台キャンパス クリエイターコース 3年 朝田さん(作品:右上)
クラーク国際 CLARK NEXT Akihabara マンガ・イラストコース 2年 山神さん(作品:左下)
専修学校クラーク高等学院 天王寺校 デジタルクリエイターコース 2年 小池さん、丹生さん(作品:右下)
【海外アーティスト、マリア・ピレツカヤさんについて】
出身はウクライナのクルィヴィーイ・リーフに生まれ育ち、 2022年3月にベルリンに移住。シルクなどの生地へのイラストや、それに関連する服飾関連製品を制作するアーティスト。
【シヤチハタ株式会社について】
1925年乾かないスタンプ台、万年スタンプ台で創業し、1965年にはポンポン押せるスタンプ「Xスタンパー」を開発。ビジネスからご家庭まで広くお使いいただいています。現在では、捺印分野だけでなく、筆記具やステーショナリーなどの文具全般、さらには電子印鑑などのデジタル分野のサービスにも取り組んでいます。「社会が望む『便利』『楽しさ』『安心・安全』を世界へ」を企業理念に据えて、これからもユーザーに寄り添って社会が望む“しるしの価値”を世界へ提供していきます。
https://www.shachihata.co.jp/