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いよいよセンバツ甲子園初戦!全国のクラーク国際生とともに、勝利へ一丸!

第94回選抜高等学校野球大会が3月18日、阪神甲子園球場で開幕します。クラーク国際は大会初日の第3試合で、九州国際大学付属高校(福岡)と対戦。昨年11月の明治神宮大会で1−5で敗れた相手へのリベンジ、そして大会初出場初勝利を狙います。
この試合に高校野球史上初となる〝昭和〟〝平成〟〝令和〟の3元号での甲子園勝利がかかる佐々木啓司監督は「しっかりとした守備から攻撃につなげたい。カギを握るのは2人の投球」と、初戦を分析します。〝2人〟とは、今年のクラーク国際が誇る左右のWエースのこと。背番号1の左腕・山中麟翔(りんと)投手(3年)、最速148㌔の剛腕・辻田旭輝(あさひ)投手(同)は、甲子園直前の本州遠征で、ともに8試合の練習試合に登板し、万全の状態で最終調整を終えました。
北海道から本州に移動した当初は「外のマウンドで、体の使い方がつかめなかった」という山中投手。実戦を重ねるごとに元の感覚を取り戻し、抜群の制球力で相手打者を打ち取る本来の投球が完全に戻ってきました。「(甲子園本番を前に)気持ちが高まり、ストレートの質も上がってきました。変化球もキレている印象。(昨秋の)全道大会より上に行っていると思います」と、自信満々です。
明治神宮大会で九州国際大付属高校打線に4失点を喫し、敗戦投手となった辻田投手にとっては、雪辱の舞台です。浮き上がるようなスピードボールが持ち味で、今大会に出場する投手でNO.1の奪三振率を誇りますが、「高めに浮いたら狙われます。一人ひとりのバッターに集中して、まずは丁寧に投げて、その延長で三振が取れれば」と、この冬に磨いてきたコーナーに投げ分ける投球術で、相手打線を封じ込めることを誓いました。
前日17日には、白取太郎主将(3年)が、甲子園での開会式リハーサルに参加。聖地で戦うすべての準備が整いました。「(練習試合で)一戦一戦強くなってきた実感があります。僕たちには応援してくださる方が全国にいます。その気持ちに応えられる試合にしたい」とキャプテン。甲子園のアルプススタンドで、パブリックビューイングの会場で、テレビの前で…、最高の結果を目指して戦うクラーク国際ナインの背中を、全力で押してください!

勝敗のカギを握る山中投手(左)と辻田投手の投球
練習中に笑顔を見せる山中投手(左)と辻田投手(撮影・佐々木達也部長)
開会式リハーサルのため甲子園を訪れた白取主将(左)とプラカード担当の藤井彩斗選手(撮影・佐々木達也部長)
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