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2023年 スノーボード「世界選手権 ビックエア」「W杯 スロープスタイル」2種目で優勝!長谷川帝勝選手インタビュー!

2023年3月スイスで行われたスノーボードのワールドカップ、スロープスタイルで初優勝!同月、世界選手権のビッグエアで金メダルを獲得した、CLARK SMART名古屋に在籍する長谷川帝勝選手。

クラーク国際に進学した理由とは?スノーボードの魅力とは?将来の夢・目標とは?スノーボード2種目で頂点をとったアスリート、長谷川選手に話を聞いた。

競技中の長谷川選手
目次

長谷川選手の競技実績

4歳でスノーボードに初めて触れ、8歳で競技初出場

2021年 ジュニア世界選手権大会(ロシア)ビッグエア優勝。スロープスタイル6位入賞

2022年 ジュニア世界選手権大会(スイス)ビッグエア2位。スロープスタイル4位

・・・ モンスターエナジーと契約締結

2023年 W杯(オーストリア)ビッグエア初優勝 

・・・ 世界選手権(ジョージア)ビッグエア優勝

・・・ W杯(スイス)スロープスタイル初優勝

※日本勢が世界選手権で優勝したのは、長谷川帝勝さんが初めてとなる

2023年 スノーボード「世界選手権 ビックエア」「W杯 スロープスタイル」2種目で優勝した長谷川帝勝選手

アスリート活動しながら学べるクラーク国際との出会い

クラーク国際に進学をしたきっかけを教えてください。

中学3年生の時、高校を探していて。大会や遠征で休む日も多いので、自分のスタイルやペースで学べる臨機応変な高校がいいなって思っていました。中学校の先生がクラークに電話してくれて、そしたら「冬のスポーツは結構休みますよね」って、初めから理解をしてくれて、面談をしました。

学校や課題がどういったものか話をしっかり聞いて、今の自分の現状も全部伝えて「入学して、卒業できますか?」って聞いた時に「できます!」って、はっきり言ってくれました。それが決め手ですね。やっぱり高卒資格は取っておかないと、いざ「大学へ行きたい」ってなった時に行けないので。

学習はどのように進めていますか。

知りたいことは、課題にある程度は載っています。質問は学校へ行った時に聞けばいい。今だったら普通にメールとかでも聞けるし、それこそクラークだったらわからない問題とか聞いたらすぐ教えてくれる。それこそ報告課題で復習もあるから、ある程度はそれで出来るって感じです。自分の場合は、中学の時に怪我が多くて。その時に学校に行って、基礎ができたのも大きいです。

競技中の長谷川選手

スノーボードの魅力と、優勝した2つの競技の魅力を語る

スノーボードの魅力を教えてください。

すぐ真横に、怪我に直結するようなことがやっぱり多い。そこのスリルを味わう部分のスポーツでもある、アクションスポーツです。やっぱり、見ていて「格好いい」と思ってもらえるところが、魅力かなって思います。

「ビックエア」と「スロープスタイル」の2つの競技だと、どちらにより魅力を感じますか。

「スロープスタイル」ですね。「ビックエア」はジャンプ台1つで大技を2方向揃えて、1方向100点満点で合計200点満点。やっぱり1発で終わっちゃうし、競技する方としてはちょっと物足りなく感じてしまいます。

「スロープスタイル」は、流れで競技を行います。街でよく見かけるような鉄の棒とか、その下にジャンプ台があります。どれだけ綺麗にスタイルを決めるかが重要なので、フィギュアスケートに似ている感じですね。流れを制していくような感じ、表現が多種多様ですね。

競技中の長谷川選手

アスリートとしての強みとは? 次の夢・挑戦とは?

アスリートとして活躍を続けている長谷川選手は、自分にどのような強みを持っていると考えていますか。

やっぱり練習量の多さだと思います。自分で言うのも何ですけど、他と比べての練習量がやっぱり多いのかなって思います。そこは譲れないというか・・世界に出ると、やっぱり見えない部分で頑張っている人とかも絶対いる。それでも、やっぱり練習は一番していると思います。

次の夢・目標を教えてください。

正直、オリンピックが1番っていうタイプではないんですよ。それよりも、毎年1年に1回ある「エックスゲーム」などの大きなアクションスポーツ大会で、しっかり1番になる。それが今は大きな目標ですね。

やっぱり日々精進。大会で、ずっと勝てるわけでもないから。選手は負けても、何が悪かったのかっていうことを、しっかり学んで次に活かせていければ、自ずと高みに行けるのかなと思います。

勉強の方は、自分の通知書が「5」で埋め尽くされているを見るのは嬉しいので、オール5を目指して頑張っています。

競技中の長谷川選手(スロープスタイル)

クラーク国際の教員は?オススメポイントとは?

クラーク国際で記憶に残る、先生とのエピソードを教えてください。

フリスビーを体育でしたのですが、これで先生に勝ったのが嬉しかったです。体育の先生が、まあまあ悔しがっていたのが・・嬉しかったです。

三吉先生と野口先生という2大先生がいて、話せばわかってくれる感じです。授業も分かりやすかったし、面白かったですね。自分のことを応援していてくれることも、すごく伝わる。すごくいい先生だなって思います。

クラークに進学して、良かったことを教えてください。

生徒ファーストっていうか、やっぱりそういうところ学校として良いと思います。そういう良い先生が多いのも、クラークの魅力と思いますね。雰囲気もギスっとしてなくて怖くないし、そんなに気を遣わないし、個人競技の自分としては良いところなのかなと思います。

キャンパス内では、仕事している先生もいれば、楽しそうに生徒と話してる先生もいる。生徒も楽しそう。コミュニケーションが普通の学校より多いのかな、とも思います。

最後まで笑顔で答えてくれた長谷川選手、久保キャンパス長と一緒にポーズ

クラーク国際を進学に選んだ結果と、後輩アスリートへ

他の学校とは迷わなかったのですか。

他にも全日制高校の候補はありました。でもクラーク(CLARK SMART)ではなかったら、この世界選手権の結果も、モンスターとの契約もなかった。「クラークに入って良かったな」って思います。全日制高校だったら、こんなにスポーツに集中することは難しかったし、海外遠征も難しかったと思います。

この競技は、高校生がターニングポイント。日本だと「あるある」で、高校を終えてから海外を目指す人もいる。その頃には大会出ようと思うと、結構難しい。

うん、やっぱりクラークを選んで良かったかなと思います。

学生アスリートに向けて、メッセージをください。

やっぱり中高生だと、まだ大変なことが多いし、自分で出来ないことも当然ある。周りの大人の力を借りて、色々やっていかないといけない。そういった部分では、クラークの先生達は、すぐ手助けしてくれるし、いろいろ話も聞いてくれる。高校入るなら、やっぱりクラークは良い高校です。

他の周りの話を聞いてると、「自分でやらないといけない」「学校に行かないといけないから練習に行けない」っていう子達は多い。そういった部分で、クラークで柔軟に動いてくれる。スポーツに集中したい子達は、やっぱり入った方が良い高校なのかなって思う。クラークでの2年を通して思いましたね。

CLARK SMARTの学びについて

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