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社会を変えるために自分に何ができるか?を考える授業「SDGs特別ゼミ」

目次

SDGsをテーマに、行動し、自分を変えるための授業

私たちが住む地球の資源を守り、誰もが人間らしく幸せに生きられる社会を作ろう、という世界目標があるのを知っていますか?国連が採択した「SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」と呼ばれる目標です。

このSDGs(エスディージーズ)の達成に向けて行動できる人になることを目指す授業があります。クラークスマートで実施されている「SDGs特別ゼミ」という授業です。これは、海外インターシップを提供しているタイガーモブ株式会社さん(https://tigermov.com/feature/)の協力で実施されているオンライン授業です。

タイガーモブのCOOである中村寛大さんがモデレーターを務めるこの授業では、様々なゲストの考えに触れながら、SDGsについて理解を深めることができます。6月3日に実施された授業では、大学1年生でありながら会社を立ち上げ、SDGsの達成を目指している山田果凛さんがゲストとして招かれ、自らの経験を語っていただきました。

【写真】画面左上から、モデレーターの中村寛大さん(タイガーモブCOO)、コメンテーターの高間剛さん(su-re.co CEO)。ゲストの山田果凛さん(株式会社Familic代表)

引きこもりだった14歳の山田さんを変えたひとつの出会い

山田果凛さんは、10歳からタイのインターナショナルスクールに通っていましたが、思春期ごろから学校に行かず引きこもりになってしまいました。しかし、14歳の時に父に連れられて訪れたインドで5ヶ国語を話す7歳の男の子に出会ったことが彼女の人生を大きく変えました。

【写真】山田さん(右)と7歳の男の子アルソンくん(左)

5ヶ国語を話せる男の子は、学校に通った経験がありません。しかし、彼は物乞いをしてお金を稼ぐ必要に迫られ言語を覚えていたのです。その理由は、彼の友達を臓器売買から守るため。ギャングに上納するお金が必要という悲しい理由でした。子どもたちをどうにかして救いたい。この思いから、山田さんは「世界中の子どもたちが自由に未来を描ける社会の実現」に向けて動き出しました。

一人の男の子との出会いがきっかけとなり、山田さんは孤児院でボランティア活動を始めました。しかし、命を救えずに亡くなる子ども、臓器売買で売られてしまう子どもたちは後を絶ちません。自分のやっていることだけでは子どもたちを救うことができない。そう感じていた時に、孤児院の方から「日本に生まれたという自分のチャンスを生かして、勉強して帰ってきて欲しい」と言われ、帰国を決意します。

19歳で会社を設立。沖縄に社会課題解決のためのカフェをオープン

日本に戻った山田さんは大阪大学の人間科学部に進学。そこで初めて「ソーシャルビジネス」という言葉を学び、ボランティア以外の方法で子どもたちを救う可能性があることを知ります。

様々な人に自分の夢を話すうちに「実践こそ最大の学び」と感じた山田さんは、19歳で株式会社Familicを設立。沖縄の読谷村に、持続可能な社会の実現を目指した「Tobira Café(https://tobira-cafe.com)」をオープンしました。売り上げの5%をルワンダの貧困・栄養問題のために使用するほか、ルワンダ産コーヒーやアクセサリーの販売、コーヒーかすを材料にしたプラスチックカップの開発などを通して、現地にマネーフローを作る活動を広げています。

「日本人として生まれたみなさんには多くの可能性があることを知ってほしい。当たり前に家があり、水があり、勉強ができるという子どもたちは世界に1%しかいない。その日食べるもののために働かなくてはいけない子どもたちが、世界にはたくさんいる。先進国に生まれ自由な時間のある私たちには、その自由な時間を他者のために使う責任があると思います」と山田さんは語りました。

授業の最後に山田さんはある言葉を紹介してくれました。それは「社会が変わるときは、一人の覚悟が決まったとき」というインドで出会った言葉です。

「周りの人がなんと言おうと、自分自身がこうなろう、と決断した時に社会が変わり歴史も変わります。命には無限大の可能性がある。経学を学んだことのない私が今こうして経営をしています。みなさんもチャンスがあればぜひ実践の場に飛び込んでください。できなくてもいいからやってみるということが大事」と生徒たちにエールを送りました。

持続可能な社会の実現のために自分には何ができるか

山田さんの講演を聞き、生徒たちからは「活動で疲れることはないですか」「最初の一歩を踏み出す時に大切なことは?」「受験勉強とどう両立すればいいですか」といったたくさんの質問が寄せられました。また、自分と年齢の近い先輩の話を聞いて、「自分も地域のために何かをやってみたい」という意見も生まれました。

生徒たちには、山田さんの話を聞いてどう感じたか、自分の価値観はどう変わったか、次の自分の行動をどう変えていくかといったことを次の授業までにまとめるよう宿題が出されました。

この授業では、こうした様々な起業家や社会活動を行なっている方々をゲストに招きながら、SDGsを達成するために自分は何を学び、どう動くことができるのかということを考えていきます。授業の最後には、グループで課題に対する解決策のプロトタイプを作成し、プレゼン・フィードバックの共有を行う予定です。

授業が終わった後、タイガーモブの中村さんと、su-re.coの高間さんのお二人にお話をお伺いしました。中村さんからは「去年に引き続き2年目ですが、日々たくさんの改善をしながらモデレーターも歩んでいます。この中から次世代を担うSDGsリーダーが生まれることを期待しています!」高間さんからは「SDGsを学ぶ事は、17ゴールの番号を覚えることではありません。 SDGsが必要になった背景や、 実際の国際的な活動を学びます。また、個人として社会や環境に貢献できる実践も企画しています。」と生徒たちに期待を寄せるコメントをいただきました。

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