通信制高校への転入学を
検討している高校生が
転校先の高校選びに必要なこと
通信制高校への転入学を検討する際には、以下の３つのポイントを押さえておくとよいでしょう。
- 全日制＋通信制でも3年間で卒業できることを理解する
通信制高校は、全日制高校に比べて学習のペースが遅いイメージがあるかもしれませんが、計画通り学習すれば3年間で卒業が可能です。卒業率は通信制高校も全日制高校とあまり変わりません。 - 自分の状況に合った学校を選ぶ
通信制高校には、登校の頻度や学習スタイルが異なる様々なコースがあります。そのため、自分のライフスタイルや学習スタイルに合った学校を選ぶことが大切です。 - 本当に転校をするべきかもう一度考える
転校をせずに今の高校を卒業できないか、今抱えている転校理由が、高校を変えないと解決できないのかどうか、もう一度考えてみることも大事です。友人関係や勉強面の問題であれば、転校は新たな気持ちで学校生活を送れる大きなメリットになるでしょう。
転校先の高校選びの具体的なポイント
具体的には、以下のポイントを踏まえて学校選びを行うとよいでしょう。
- スクーリングの頻度
具体的な登校日数は何日なのか。 - 学習スタイル
対面授業や自宅学習、オンライン授業、などどのように学習するのか。 - 学費
年間の学費はいくらかかるのか。また支払いの時期や学費支援制度はあるのか。 - サポート体制
学習サポートはあるのか。クラスや担任制など学習環境はどうなのか。 - 進路サポート
卒業後の進路サポートや指導はあるのか。進路先の実績はどうなのか。
その他具体的なポイント
- 学習面に不安がある場合は、学習進度に合わせたサポートを受けられるのか、相談窓口があるのかなど、学校の説明会や個別面談で確認しましょう。
- 登校面に不安がある場合は、自分のペースで登校できるのか、学校のサポート体制や進級・卒業に必要な登校日数がどれくらいなのかを確認しましょう。
- スポーツ活動やアルバイトで学校に通うのが難しい場合は、スクーリングの頻度が少ない学校を選ぶとよいでしょう。
通信制高校への転入学を検討している場合、まずは自分が希望する学習状況やライフスタイルを整理しましょう。また、通信制高校の特徴やメリット・デメリットをしっかりと理解し、自分に合った学校を選ぶようにしてください。通信制高校への転入学は、新たなスタートを切るチャンスです。しっかりと準備をして、充実した高校生活を送ってください。
通信制高校への転入学を決める時期について
通信制高校への転入学を決意したら、まずは早めに学校選びを進めましょう。転入学の時期や条件は学校によって異なるため、早めに動き出すことで、希望の学校に入学できる可能性が高くなります。
学校の説明会や個別面談に参加して、実際に学校の雰囲気や在校生・先生の様子、授業内容を確認してみることをおすすめします。
通信制高校への転入学は、決してマイナスなことではありません。自分の状況に合った学校を選び、しっかりと学習することで、卒業と同時に希望の進路を叶えることができます。